のどが渇く

糖尿病における喉の渇き:東京都調布市

「口渇感」や「喉の乾き」は、脱水による一般的な症状かもしれないですが、もしかしたら糖尿病の悪化の症状かもしれません。

喉の渇きは、多くの糖尿病の方が感じやすい症状であり、わかりやすい症状です。

なぜ糖尿病で喉が渇くのか

血糖値が高い状態になっていると、血液中のブドウ糖が多くなると、血液の浸透圧が高くなります。この浸透圧が高い状態は人間にとって不自然な状態なので、自然な状態にもどすために糖を腎臓をつかって尿として外に捨てます。

糖を体の外に捨てる時に、糖分だけでは外に捨てることができないため、尿として水分もいっしょに外にでます。その結果、体の中の水分が少なくなり、脱水になり、脳の中にある口渇をつかさどる部位が頑張ろうとします。動きによって、「喉が乾いた」と感じ、水分を摂取しようとします。

糖尿病における喉の乾き

糖尿病によって喉がかわくと、水分を飲んでも飲んでも、喉の乾きが改善しにくいです。なぜかというと、飲水した水分はすぐ尿として体の外に排出されてしまうため、体の中に水分を蓄えにくい状態になっているからです。

放置すると?

じつは、口渇感が出ている状態の糖尿病患者さんは、かなり重症な状態の可能性が高いです。糖尿病は症状が出ないことが最初は多いので、口渇感がでるまで糖尿病を放置しているかも・・・。糖尿病を放置すると、血管がボロボロになっていきます。

血管がボロボロになると、動脈硬化を悪化させて、重要な血管障害である脳梗塞や心筋梗塞を発症する可能性が高くなります。また、腎臓にも障害がうまれ、神経障害や網膜症といった三大合併症になってしまいます。口渇感がでたら、体が危険信号を発信していると思ってください。

適切な対応と受診の重要性

つよい口渇感を感じたときには、糖尿病が隠れているかもしれません。口渇感が継続するようならば、医療機関を受診してください。糖尿病の診断がついたときは、運動や食事の改善を行い、それでも血糖の改善が見られない場合は、お薬による血糖コントロールを行います。血糖値が改善すると、口渇感は改善することが多いです。