糖尿病になると、いつもと違う匂いになる場合があります。
しかし、糖尿病でなくても、尿の匂いは変化する場合もあります。
糖尿病で尿がにおう
糖尿病とは、血糖値が高い状態が継続している状態が続くことを言います。血糖値が高い状態になると、尿のにおいも変化します。
糖尿病になると、インスリンが作用しにくくなるため、血液中のブドウ糖をつかえないため、体がエネルギー不足になります。
その後、エネルギー不足を補うために、体の脂肪が分解されて、ケトン体というものが作られます。
そのケトン体を体の外に出すのが、尿です。尿でケトン体が排出されると、甘酸っぱいにおいを感じることがあります。
糖尿病による他の尿異常
糖尿病になると、尿は匂いだけではなく、色の変化や尿の泡立ちが出現することがあります。
糖尿病による尿の色
通常の尿は、淡黄色ですが、糖尿病になると、過剰に水分摂取をする傾向があります。水分摂取を多くしていると、体の外に水分を出すようにするため、希釈された尿を排出するようになります。その結果、濃度がうすい・透明な尿になります。
糖尿病の尿は、泡立つ
糖尿病が進行すると、腎臓の機能が低下しやすくなります(糖尿病性腎症)。その結果、腎臓から通常は出ない蛋白を排出するようになり、蛋白尿として検出されます。蛋白尿は、表面活性作用が強いため、排尿をした際に、泡立ちをしやすくなります。
尿は一つのきっかけです
尿は様々な要因で変化するので、尿だけで糖尿病と判断することは難しいです。ほかにも以下の要因で尿は変化します。
・運動や水分摂取不足による脱水にて、尿が濃くなる
・甘いジュースを飲んだあとは、尿が甘い匂いがする
・塩分を多く摂取したあとは、尿が濃くなる
尿の異常が継続するときには、糖尿病の可能性があるので、一度、医療機関にて検査をおすすめします。
当院の検査
調布市つつじヶ丘駅前内科クリニックでは、糖尿病に関する尿異常に関して、専門的な検査と診察を行っております。
①尿検査
迅速で検査できる機器を揃えており、尿中のブドウ糖や、尿蛋白の有無を検査することができます。
②血糖検査
血糖値およびHbA1c検査が可能であり、糖尿病の現在の状態を把握します
早めの医療機関受診を
尿の異常は、一過性であれば大丈夫ですが、継続する場合は、重大な病気が隠れていることがあります。心配や不安なことがある場合は、早期の医療機関受診をしましょう。
